ひょうたん美術館
小美玉市小岩戸にある「ひょうたん美術館」は、ひょうたん、武具、古美術などを展示する施設です。
館長自らが鎌倉時代、江戸時代のひょうたんや珍しいひょうたんなどを全国各地より集めたものを展示しています。
敷地内には、とにかく古今東西ひょうたんに関わる品々であふれ、初代館長をはじめご家族のひょうたんに対する想いで満ち溢れています。
ひょうたんに魅せられて
「昔の人は、今の技術ではできないようなひょうたんをたくさん作っていた。私はそのコレクターです。」
以前、館長様よりそんなお話を伺いました。同美術館には、初代館長が60年という歳月をかけて集めてきた古今東西のひょうたんがなんと2万点収蔵され、展示されています。
「ひょうたんは軽くて、中に水を入れてもよし、酒を入れてもよし、とにかく古来から重宝された水筒のようなもので、昔の人は形の良いひょうたんを持つことはステータスでもあったんです。」
「このバランスのひょうたんを育てるのはとても難しいし、できてもきちんと器として作り上げるまでに、かなりの技術が必要です。」
以前、館長様よりそんなお話を伺いました。同美術館には、初代館長が60年という歳月をかけて集めてきた古今東西のひょうたんがなんと2万点収蔵され、展示されています。
「ひょうたんは軽くて、中に水を入れてもよし、酒を入れてもよし、とにかく古来から重宝された水筒のようなもので、昔の人は形の良いひょうたんを持つことはステータスでもあったんです。」
「このバランスのひょうたんを育てるのはとても難しいし、できてもきちんと器として作り上げるまでに、かなりの技術が必要です。」
ひょうたんの作り方
「ひょうたんの水筒は、誰でも作ることが可能ですが、なかなか手間がかかるしうまくいかないことが多いものです。作り方は、まずつるから切った部分の穴をあけ、それを水につけておきます。数日後中身が腐ったら、中身を取り出し、さらに水につけて表面を腐敗させ、表皮を取り除き、天日に干して完成。乾いたひょうたんの表面にニスなどで仕上げる、といった工程で完成しますが、腐りすぎて壊れてしまったり、中身がうまく取れなかったりで、成功するまで、大変です。」
ひょうたん愛のきっかけ
初代館長曰く「私が若いころ新潟である老人にひょうたんを一つもらい、格言をいただいた。“腹に実のないひょうたんさえも胸にくくりはつけてある。ぶらぶら暮らすようでもひょうたんは胸のあたりにしめくくりあり” 意味は『人はここ一番というときには、しっかり心を引き締めること』ということです。その言葉を糧に人生を送る中で、ひょうたんそのものの魅力に取りつかれました。」とのことです。
その他コレクション
美術商でもある館長は、以来、日本中を回る中、ひょうたんと関連する品々を収集してきたとのことです。
同美術館には、ひょうたんの水筒が無造作に飾られているかと思うと、ひょうたんをモチーフにした絵皿や掛け軸、火鉢、徳利など見事な美術品や置物などが所狭しと並んでいます。
同美術館には、ひょうたんの水筒が無造作に飾られているかと思うと、ひょうたんをモチーフにした絵皿や掛け軸、火鉢、徳利など見事な美術品や置物などが所狭しと並んでいます。
所在地 | 茨城県小美玉市小岩戸1677 |
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電話番号 | 0299-48-4088 |
営業時間・定休日 | 【営業時間】9:30~16:30(入館は16:00まで)【休館日】毎週月曜日・毎月6日・16日・26日 年末年始12月26日~1月6日 |
駐車場 | 有 |
ホームページ・ブログ | https://hyotan-m.com/ |
その他備考等 | 【入館料】大人:1000円(900円) 小・中学生:500円(400円) ※( )内料金は団体割引(5名様以上) |
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