手接神社
「昔、お殿様が、乗っている馬の尾を引っ張って川に引きずり込もうとしていた河童の手を刀で切り落とし、手を失った河童が夜中に泣いて手を返してほしいと頼みに来た。手を返すと、河童はお礼にと毎日お殿様のもとへ魚などを届けた。ある日魚が届かず、不思議に思ったお殿様が川へ行くと、河童が魚を持ったまま死んでいたのを見つけた。お殿様は哀れに思い、河童を祀った。」という伝説のある神社。手の病気に霊験があるとされ、手形や手袋などが奉納されている。 なお、手を切り落とされた場所はお隣の行方市芹沢に有り、「手奪橋」として残っている。
☆アクセス
JR高浜駅から関鉄グリーンバス鉾田駅行き利用、「上与沢」バス停から徒歩約10分(約400メートル)
※バスの本数が大変少なくなっています。茨城空港からタクシーをご利用ください(約3km・5分程度)。
御利益
河童伝説の残る手接神社では、いつしか手形を奉納すると「手の病が治る」と信じられ参拝客が訪れるようになりました。
現在では形を変え、手形や手形絵馬の代わりに手袋を奉納される方もいらっしゃっているようです。
『小川町史』の『手接大明神縁起』には「諸人参拝夥し」との記述も残っており、多くの方に親しまれてきました。
現在では形を変え、手形や手形絵馬の代わりに手袋を奉納される方もいらっしゃっているようです。
『小川町史』の『手接大明神縁起』には「諸人参拝夥し」との記述も残っており、多くの方に親しまれてきました。
祭礼
河童伝説発祥の日とされている10月9日は毎年祭礼が地元の方により執り行われています。
きりすね
伝説にある、殿様が河童より授かったとされる、「手に効く秘法」と「きりすね」。
手接神社ではその「きりすね」を神社を参拝した後に、希望される方に渡ししています。
実際にご利益があり、手の腱鞘炎が治り、お礼を言いに来た方もいるとか。
手接神社ではその「きりすね」を神社を参拝した後に、希望される方に渡ししています。
実際にご利益があり、手の腱鞘炎が治り、お礼を言いに来た方もいるとか。
所在地 | 小美玉市与沢1112 |
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駐車場 | あり |
その他備考等 | 拝観料 無料・拝観自由 トイレ なし |
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